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ニューズレター 【中国人事労務通信 】

【2018年3月】人事制度導入説明会の考え方

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 皆さんこんにちは!コンサルタントの谷です。


 さて、皆さまの会社で人事制度を新たに策定したとします。総経理にも、現地幹部の皆さまにも、また日本本社の役員さんにも時間をとっていただき、現地人事部門の当期の大きなミッションとして推進したプロジェクトのはずです。何度にもおよぶ検討会を経て、完成させました。さあ、次は従業員の皆さんに新しい制度を理解いただき、これまで以上にバリバリと仕事に取り組んでいこう、と思ってもらわなければなりません!


 そのために大事な大事な場面が「新人事制度導入説明会」です。ところがここで、制度の狙いの8割9割を台無しにしてしまうということが非常によく発生します。説明を聞いた従業員がモティベーションを逆に落としてしまうという事態です。一体どういうことでしょうか?


 皆さんは、「新人事制度導入説明会」の最大の目的は何だと思われますか?

✓ 制度導入の目的を伝えること?

✓ 制度の詳細を理解してもらうこと?

✓ 評価にあたってのポイントを様々なケースに照らして説明すること?

✓ 上司と部下の評価面接でどのような話しをするべきかを教えること?


 いえ、それぞれ間違いではないのですが、「最大の目的」ではありません。「制度説明会の最大の目的」は、

✓ 説明を聞いた従業員に「これなら私の給料を大きく上げることができる」と思ってワクワクしてもらうこと

です。


 ポイントは「大きく」です。100元200元の定期昇給の話は後回しでいいのです。例えば今8千元もらっている従業員が、自分の給料を2万元にすることができるのかどうか、できるとするならば具体的にどのような道があり、どのような努力と成果によってその道を上がれるのかが示されることです。


 そういう山っ気の強い従業員は我が社には不要、という考えで会社経営をされているのであれば話は違ってきますが、2万元って日本円で約35万円です。手取りになると25万円くらいでしょうか。別に現地法人の総経理や副総経理にならなくても、今の中国でその程度の収入が取れる現地従業員がどんどん輩出されてもよいのではないでしょうか?その分稼いでもらえばいいのですから。


 説明会のアジェンダを見せていただくことも多いのですが、最初に「制度導入の目的」とか、「新等級制度について」とか書いてあることがほとんどです。冒頭から従業員の眠気を誘う構成ですよね。もしこれが営業プレゼンだと考えれば、「あなたの給料はここまで上がる(給与制度)」が第一章になると思います。第二章:我が社で出世する人材とその理由(昇格基準)、第三章:みなさんに期待する行動と成果(評価項目)、第四章:制度の使い方(教育、フィードバック)と運用の注意点(年間スケジュールなど)。最後に総経理から従業員の皆さんへの期待を語ってもらって締めましょう!

 

 

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